野球の「GM」と「監督」の関係です。
受験を持つ親として、どのような態度で子どもと接していくべきか?
こ子では、父の役割、母の役割はどうあるべきかについて考えてみます。
子どもを合格へと導くためには、父親の役割と母親の役割がそれぞれにあると考えられます。
一般的な傾向として、一流中学や高校に合格する優秀な生徒ほど、父親が子どもの受験に深くかかわっているということがあります。
父親が積極的に子どもの受験を主導し、関与する家庭ほど好結果を生むというのです。
中学受験を終えた家庭へのアンケートでは、男女御三家(男子:開成中学校・麻布中学校・武蔵中学校、女子:桜蔭中学校・女子学院中学校・雙葉中学校)などの超難関校の合格者の90%を超える家庭の父親が教育熱心であるということが判明しています。
ですから、その上で、父親と母親が上手にタッグを組んで行く必要があるのです。
父親と母親の存在が絶妙にバランスがとれていて、その役割が効果的に発揮されてこそ、最良の受験環境が形成され、子どもを合格へと導くことができるのです。
よく言われるのが、野球の「GM」と「監督」の関係です。
具体的にどういう関係なのでしょうか。
まず、母親は健康管理など、生活面での細やかな配慮をおこなう。
それに対して父親は、デンと構えて、子どもが落ち込んだときなどに
「心配するな」
「おまえはがんばればできるのだから大丈夫」
などと励ます役目に徹するのです。
父親には「GM」として、入試までの勝利の道のりを大局的にとらえて、必要であれば方向修正などもおこない、何よりブレないようにすることが求められるのです。
たとえば、模擬試験が終わった子どもへの第一声に「どうだった?」とすぐに結果を聞くのはたいてい母親ですが、「どこかでうまいモノでも食うか」とワンクッション置くのが父親の役目なのです。
一回の試験結果に一喜一憂せず、常に本番の入試に合格することを見据えて、過程より結果、そう考えることができるのはやはり女性より男性なのです。
このように、受験レースを勝ち抜くためには、父親と母親がそれぞれの役を常に意識して演じることが大切なポイントです。
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