【かかりやすい犬種】 |
|
イングリッシュ・スプリンガー・スパニエル、オーストラリアン・シェパード、グレート・ピレニーズ、コッカー・スパニエル、ジャイアント・シュナウザー、シャー・ペイ、セント・バーナード、チャウ・チャウ、ニューファンドランド、ブルドッグ、ゴールデン・レトリーバー、ラブラドール・レトリーバー、シベリアン・ハスキー、柴など |
【原因】 |
|
原因の大半70%は遺伝的なもので、残りの30%は肥満による負荷や筋肉の未発達によって起こります。そのため股関節形成不全は、小型大よりも大型犬に多く見られます。 |
【症状】 |
|
発症が発育と関係していることから、生後5〜10か月の成長期や太りだした時期などに症状が現れはじめます。次のような症状が当てはまる時は、傷などを負っていないか、まず観察してみましょう。
・走る時に、ウサギ跳 びのように後ろの両足をそろえて動かす
・内股で不安定に歩く
・動くのを嫌がって座り込む
・立ちあがりの動作がスムーズにできない
・歩くとき腰を左右にふる
・階段の上がり降りを嫌がる |
【予防法】 |
|
適度な散歩を続けながら、脂肪の摂取量を抑え、食餌のカロリーを落とします。おやつの与え過ぎにも注意が必要です。 |