【かかりやすい犬種】 |
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マルチーズ、シー・ズー、ポメラニアン、プードル、キャバリア・キング・チャールズ・スパニエルなどの小型犬 |
【原因】 |
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左心房と左心室の間に血液が逆液しないようについているのが憎帽弁です。
憎帽弁は心臓が収縮した時に閉じ血液が左心室から左心房に戻らないようにする役割を侍っています。
しかし、憎帽弁が老化によって変形し厚くなると、弁が完全に閉じなくなり血液が逆液します。これが憎帽弁閉鎖不全症です。 |
【症状】 |
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初期にはあまり症状はありませんが、次第に激しい運動を嫌がりせきをするようになります。
その後、気温がさがった時や明け方に、せきの発作を起こします。発作がはじまると、ものを吐くような姿勢をとることがあります。 |
【予防法】 |
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憎帽弁の異常は、5〜6歳頃からはじまり、10歳頃から症状が現れます。とくに小型犬や中型犬に多く見られます。
せきが続いたり、呼吸があらいような時は、早めに動物病院で検査を受けてください。 |