【かかりやすい犬種】 |
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コッカー・スパニエル、ダックスフンドなど食欲旺盛な子犬、グレート・デーン、バセット・ハウンド、スタンダード・プードル、ボクサー、ワイマラナー、秋田など大型で胸の深い犬 |
【原因】 |
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胃捻転は、多量の食餌をとった後に、急に激しい運動をした時などに起こりやすいものです。
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【症状】 |
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胃捻転の症状は、急性胃拡張の症状と似ていますが、胃捻転の方が症状が重く、突然発症します。主な症状は次の通りです。
・呼吸が苦しくなる
おなかが膨れたり、横隔膜が圧迫されるため、呼吸が苦しそうになります。
・腹痛がある
おなかが痛いために落ち着かなくなったり、おなかを触られるのを嫌がります。
・嘔吐ができない
急性胃拡張でも見られますが、胃捻転でも起こります。吐こうとしているのに、吐くことができないのが特徴です。
・大量のよだれが出る
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【予防法】 |
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予防には、食餌量や運動時間の改善とともに、次のような点に注意することが大切です。
・食餌の適正量を守る
・食餌は2〜3回に分けて
・食べてすぐには運動させない
・水はいつも置いておく |