【かかりやすい犬種】 |
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セント・バーナード、ロットワイラー、チャウ・チャウ、ブルドッグ、コリーなど |
【原因】 |
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子宮が大腸菌、ブドウ球菌などの細菌に感染することで起こります。細菌感染には、発情期が関係しています。
犬の発情期(約2週間)は比較的長いのが特徴です。この間は、子宮の入り口である子宮顕管が開いているため、子宮に細菌が侵入しやすくなります。
また、犬はおすわりの姿勢をとることが多く、その際に肛門周囲の細菌が膣に付着しやすいことも一因と考えられています。 |
【症状】 |
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・尿の量が増える
水をたくさん飲むため、尿の量が増える。ひどくなると排尿の調節ができなくなって、尿をもらすこともあります。
・おなかが膨れる
子宮に朧がたまると、次第におなかが膨れてきます。
・水をがぶ飲みする
のどか渇<ために水をカブカブ飲みます。
・外陰部がはれる
外陰部がはれたり、においのきつい赤褐色の分泌物(おりものや出血)があります。
・おなかを触られるのを嫌がる
痛みがあるため、おなかを触られるのを嫌がります。 |
【予防法】 |
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予防のためには、定期的に妊娠・出産させるのがいちばんですが、実際にはそうもいかないでしょう。
早いうちに避妊手術を受けるのもひとつの方法です。 |