|
いざという時に役に立つ病気の豆知識!
うちの子はどんな病気にかかっているのかしら?どんな病気に注意すればよいのかしら?
犬の病気についての知識は、いざという時必ず役に立ちます。病気の原因や症状、予防法など、あなたの愛犬を病気から守るために、犬の病気の知識をもっと身につけておきましょう。ここでは、犬の病気を体の部位や機能別に調べてみました。
犬を愛する多くの方の、お役に立つことができれば幸いです。 |
狂犬病は、犬にも人にも共通するウイルス感染症です。しかも、発病すると致死率100%の非常にこわい病気です。現在、日本では犬の登録、予防接種、検疫をはじめとする、予防対策が確立しているため、1957年以来、発生は防がれています。
しかし、海外にはまだ狂犬病が存在する国があり、そうした国々から持ち込まれる動物によってもたらされる危険があるため、十分な注意が必要です。 |
|
【かかりやすい犬種】 |
|
すべての犬種 |
【原因】 |
|
狂犬病は、犬や人間だけでなくすべての哺乳類に感染します。
狂犬病ウイルスは、発病している動物の唾液中にあり、これがかみ傷などから侵入して感染します。 |
【症状】 |
|
かみ傷などから唾液中のウイルスが体内に侵入すると、中枢神経がおかされます。潜伏期間は2〜6週間です。
病状は、前駆期を経て、狂噪型かまひ型のいずれかに分かれます。
前駆期には食欲不振や暗所への隠れなどの行動異常が見られます。80〜85%は狂噪型で、よだれをダラダラと流し、凶暴性や興奮状態が続いて死亡します。
まひ型は、発病のはじめから筋肉のまひ症状が続き起立不能、昏睡となり死亡します。 |
【予防法】 |
|
狂犬病はワクチンの接種で予防が可能です。また狂犬病予防法でも年1回の予防接種が義務づけられています。必ず、予防接種を受けるようにしてください。 |
|
|
|
|