犬のパルボウィルス感染症

犬のパルボウィルス感染症

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いざという時に役に立つ病気の豆知識!
うちの子はどんな病気にかかっているのかしら?どんな病気に注意すればよいのかしら?
犬の病気についての知識は、いざという時必ず役に立ちます。病気の原因や症状、予防法など、あなたの愛犬を病気から守るために、犬の病気の知識をもっと身につけておきましょう。ここでは、犬の病気を体の部位や機能別に調べてみました。
犬を愛する多くの方の、お役に立つことができれば幸いです。
犬の感染症

●犬のパルボウィルス感染症

パルボウイルス感染症は、子犬がかかる病気です。ウイルスの感染部位によって、「心筋型」と「腸炎型」があります。
心筋型は生後3〜9週目の子犬が、腸炎型は離乳期以降の子犬がかかりやすい特徴があります。
【かかりやすい犬種】
生まれて間もない子犬、離乳期以降の子犬

【原因】
パルボウイルス感染症はイヌパルボウイルスの感染が原因です。ウイルスが犬の鼻や口から侵入する、経口感染によって感染します。

【症状】
心筋型は、突然異変が現れます。悲鳴をあげたり、吐き気や不整脈が起こることもありますが、ほとんどは、さっきまで元気だった子犬が急激に状態が悪くなって、呼吸困難で30分以内に急死してしまいます。そのため、手の施しようがないことがほとんどです。
一方、腸炎型は飼い主が気がつきやすい症状が現れます。まず、激しい嘔吐があり、その数時間〜1日後から頻繁に下痢を起こします。

【予防法】
予防のためには、何よりもワクチンの接種が有効です。死亡率の高い病気ですから、子犬の時から年に1回、定期的にワクチン接種を受けておくことが非常に重要です。


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