犬の脂漏症

犬の脂漏症

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いざという時に役に立つ病気の豆知識!
うちの子はどんな病気にかかっているのかしら?どんな病気に注意すればよいのかしら?
犬の病気についての知識は、いざという時必ず役に立ちます。病気の原因や症状、予防法など、あなたの愛犬を病気から守るために、犬の病気の知識をもっと身につけておきましょう。ここでは、犬の病気を体の部位や機能別に調べてみました。
犬を愛する多くの方の、お役に立つことができれば幸いです。
犬の皮膚病

●犬の脂漏症

皮膚を保護する役目を持つ皮脂の分泌が、何らかの原因によって多過ぎたり、少なくなり過ぎるために起こります。
犬には比較的多く、しかもなかなかなおりにくいというやっかいな皮膚病です。
【かかりやすい犬種】
コッカー・スパニエル、シー・ズー、スプリンガー・スパニエル、シャー・ペイ、アイリッシュ・セター、ダックスフンドなど

【原因】
皮脂は、皮膚の毛穴にある皮脂腺から分泌されます。皮脂がうすい膜となって皮膚をおおい、乾燥しないように保護しています。
なめらかで健康な皮膚を保つためには、皮脂が正常に分泌されていなければなりません。こうした、正常な皮脂の分泌が●脂肪分の不足●ビタミン・ミネラルの不足●寄生虫・真菌による皮膚炎●アレルギー●内臓の異常のような原因によって障害されると、脂漏症になります。

【症状】
皮脂腺の働きが悪くなると皮脂の分泌が少なくなって、皮膚がカサカサに乾燥します。これが乾性型です。
一方、皮脂が過剰に分泌されると出過ぎた皮脂で皮膚がべタベ夕と脂っぽくなります。これを脂性型と言います。脂性型はとくに、背中、おなか、耳、目の周囲、乳頭の周囲に見られます。このタイプは外耳炎にかかりやすいのが特徴です。
共通点はフケが多量に出ることと、患部からくさいにおいがすることです。

【予防法】
脂漏症はこじらせると、生涯、治療が必要になるケースが多いものです。そのため、フケなどの異常に気づいたら、早期に治療をぱじめることが大切です。治療が遅れるほど、症状が重く、原因も複雑になるため治療が長引きます。


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