【かかりやすい犬種】 |
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すべての犬種 |
【原因】 |
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人間の食事を食べさせた時や、犬がかってに食べてしまった時、その中に玉ねぎなどのねぎ類が入っていることがあります。
犬は、玉ねぎを多量にとると、その中に含まれる成分によって、赤血球が破壊されて溶血性貧血を起こします。 |
【症状】 |
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急性の症状として、食べた1〜2日後に、貧血や黄疸が起こったり、赤〜赤褐色の尿が出ます。
下痢や嘔吐をしたり、心臓の鼓動が遠くなったり、脾臓がはれることもあります。また目の結膜が貧血で白っぽくなります。
少量であれば問題ないのですが、愛犬が多量の玉ねぎを食べてしまったら、オキシドールを少量ずつ飲ませ、すぐに吐かせます。
すでに症状が出てしまっていたら、動物病院ヘ運び獣医師に診てもらいます。重症のときは輸血も必要になります。 |
【予防法】 |
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ハンバーグなど、みじん切りの玉ねぎが入っている料理は見過ごしてしまいがちなので、とくに要注意です。
玉ねぎ自体を食べなくても、すき焼きのように煮汁などに成分が合まれているものも同様に危険です。
【中毒を起こす食品】
玉ねぎ、長ねぎなどのねぎ類、チョコレート |