【かかりやすい犬種】 |
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さびしがりな性格の犬、つねに飼い主と一緒にいる犬 |
【原因】 |
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さびしがりやで甘えん坊な犬の性格が、原因のひとつと考えられています。しかし、その発症には飼い主と愛犬との関係が最も深く影響しているようです。
愛犬とつねに一緒に過ごすような、密着した生活を続けていると、愛犬は飼い主に対して依存心を抱くようになります。
その結果、飼い主がいなくなると不安でたまらなくなり、さまざなま問題行動を起こすようになります。 |
【症状】 |
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飼い主が出かけて不在になってから、30分間以内に次の症状が見られる場合は、分離不安といえます。
・しきりに吠える
・飼い主の待ち物を壊す
・部屋の中をめちやめちやにあらす
・トイレ以外の場所で排泄する
・震え出す |
【予防法】 |
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予防のためには、子犬の時からのしつけが重要です。一緒に過ごす時間が長過ぎると、愛犬は次第に、飼い主に依存するようになります。
幼い頃からひとりで過ごす時間をつくり、自立心を育てることが大切です。
・出かける前は
外出前の2〜30分間は愛犬に注意を払うのをやめ無視する
・帰ってきた時は
静かになるまで無視する。問題行動が見られても叱らない
・家では
飼い主が主導権を握った状態で犬と遊ぶ。出かけるふりを繰り返して、外出に慣れさせる |