|
猫の耳の病気
猫の耳は、外耳、中耳、内耳の4つで構成されています。 外耳・・・耳翼が集音した音の響きは、外耳道を通って鼓膜に伝わります。 中耳・・・鼓膜に伝わった響きを、さらに奥にある内耳に伝える働きをします。 内耳・・・蝸牛、前庭、三半規管からできています。外から伝わってきた音の振動は、この中にある液体を通過して脳へ伝わり、音として聞き取られます。 |
|
|
|
【原因】 |
|
耳を強く打ったり、外耳炎・耳ダニの感染などから引っかくことによって、耳の血管が切れ、血液が混じった膿が溜まる症状です。 |
【症状】 |
|
耳が腫れ上がり、ぶよぶよした感触になります。 耳血腫そのものは生体にそれほど危険なものではなく、痛みも強くありませんが、耳の形が変形したり外耳道をふさいでしまうことがあります。 |
【治療・予防法】 |
|
血腫の膿を吸い出したり、麻酔をかけて耳の血液や血液の塊を取り除きます。 最近では内服薬による治療も報告されています。 完治しても、しばらくすると同じところに再発したり、反対側の耳に発症することがあります。 |
|
|
|
|
|