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猫の目の病気
猫の目は直径2cmの球状で、瞬膜、強膜、角膜、虹彩、水晶体、硝子体、網膜などで構成されています。
瞼と瞬膜・・・:眼球を保護します。
角膜・・・強膜とともに、外膜として形状を維持しています。水晶体とともにカメラのレンズのような働きをし、見た物の像を網膜に結びます。
虹彩・・・瞳孔を形成し、明るいところでは縦型に収縮し、暗いところや驚いたときなどには丸く広がって、目に入ってくる光の量を調節します。
網膜・・・光の刺激を視覚情報として処理し、視神経に伝えて脳へ送ります。 |
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【原因】 |
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細菌・真菌・ウィルス・寄生虫・アレルギー・毒性化学物質・毛やほこり等の異物が眼に入って炎症が起きます。 |
【症状】 |
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瞼の内側が充血し涙や目ヤニが出ます。瞼の周辺に痒みを伴ったり、痛い為に目をこすり、腫れる場合があります。
ときにはくしゃみや鼻水を伴い、炎症が進むと目が開かなくなることもあります。 |
【治療・予防法】 |
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原因によって治療法は異なりますが、一般的には眼瞼の洗浄、点眼・目の周囲をホウ酸水などで洗ってあげ、症状によっては目薬・眼軟膏を使用するようです。
ヘルペスウイルスの感染による治療は、インターフェロンが効きます。 |
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