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猫の目の病気
猫の目は直径7cmの球状で、瞬膜、強膜、角膜、虹彩、水晶体、硝子体、網膜などで構成されています。
瞼と瞬膜・・・:眼球を保護します。
角膜・・・強膜とともに、外膜として形状を維持しています。水晶体とともにカメラのレンズのような働きをし、見た物の像を網膜に結びます。
虹彩・・・瞳孔を形成し、明るいところでは縦型に収縮し、暗いところや驚いたときなどには丸く広がって、目に入ってくる光の量を調節します。
網膜・・・光の刺激を視覚情報として処理し、視神経に伝えて脳へ送ります。 |
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【原因】 |
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涙の過剰分泌や涙管のつまり、先天的な奇形などのほか、結膜炎や角膜表面の障害も原因として上げられます。 |
【症状】 |
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涙は涙腺から分泌され、角膜を湿らせた後に、涙小菅と鼻涙管という細い管を通って鼻腔に排泄されます。
これらの管が細くなったりつまるために、涙がうまく排泄されず、目からあふれる状態を流涙症と呼びます。
ペルシャネコやヒマラヤンのように、鼻が短く目が大きい猫種に多く見られます。 |
【治療・予防法】 |
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目の下の被毛が茶色くなる涙やけや、角膜の病気が進行することかあるので、早めに処置してあげてください。 |
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