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猫の骨・関節の病気
猫の体には、大小およそ200数十個の骨があります。曲げ伸ばしが多い関節では、骨同士が滑らかな軟骨で接し、関節液などがあるため動きやすくなっています。骨と関節の周囲は強い靭帯や腱で囲まれているため、関節が筒単にずれたり、骨折しにくい構造になっています。 脱臼や骨折は、交通事故や落下が主な原因です。日頃から、危険な場所への外出をさせないなどと気を付けることで防ぐことができます。 |
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【原因】 |
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関節がずれたり、はずれたりすることを脱臼といいます。 高い場所から落ちたり、交通事故などの衝撃で、靭帯や腱などが切れて起こります。 |
【症状】 |
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肘や膝、股関節、手首や足首などの関節で脱臼が起きた場合は、足を浮かせたり、少ししか足を付けなくなります。 明らかに足が不安定でぶらぶらしている症状になる場合は、患部は熱を持って腫れることもあり、痛みもひどくなります。 |
【治療・予防法】 |
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痛みや腫れがひどく患部を動かせないときは、早めに獣医師の診断が必要です。 程度によっては、麻酔や手術が必要になることがあります。 猫の場合は処置後にギブスがかけられないことが多いので、ゲージに入れて運動を制限するなどの充分なケアが必要になってきます。 |
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