|
猫の心臓の病気
心臓は生命の維持に必要な血液を全身に送り出す重要な臓器です。 全身に血液を送り出す左心房、左心室と、全身から戻ってきた血液を肺に送り出す右心房、右心室の4つの部屋からなり、心筋に酸素とエネルギーを供給する冠状動・静脈、心臓へ血液を運ぶ大血管(大動脈、大静脈、肺動脈、肺静脈)が付属します。そしてポンブとして血液を静脈側から動脈側に流すための5つの弁があります。 猫には非常に多くの先天性心疾患がありますが、心臓病の発生率は低いものもあります。 |
|
|
|
【原因】 |
|
猫の先天性心疾患のひとつで、心臓とつながる大動脈の発生異常です。 |
【症状】 |
|
食道や気管が圧迫されるので離乳後に ・食後に嘔吐しやすくなる ・食べ物を飲み込むことが困難になる ・発育が悪い ・気管に食べ物が入りやすく肺炎を起こす ・気管が圧迫され呼吸困難になる などの症状が見られます。 |
【治療・予防法】 |
|
手術で治る病気です。立った姿勢で流動食を与え、ある程度発育を促してから、手術を行います。 |
|
|
|
|
|