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猫の胸腔の病気
猫の胸腔は、肋骨などの骨格でおおわれた鳥カゴのような形になっていて、心臓などの循環器、肺、気管支などの呼吸器、食道などがあり、横隔膜で腹腔と隔てられています。 胸腔の病気には、気体や液体が胸腔に溜まって肺の働きを妨げるものと、腫瘍によるものがあります。呼吸困難や浅く速い呼吸、□を開けたままの開□呼吸のほか、元気・食欲の低下や食事拒否などの症状が共通しています。 |
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【原因】 |
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ケンカによる外傷や異物などで胸壁や気管、肺などに穴があき、そこから細菌が胸に入り込み感染して起きる胸膜の炎症が原因です |
【症状】 |
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膿などが胸腔内に溜まって肺が圧迫され、呼吸ができなくなります。 発熱、口を開けて呼吸し、元気がなくなり食欲も低下します。 |
【治療・予防法】 |
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カテーテルなどで膿汁を除き、胸腔内を洗浄します。 |
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