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猫の消火器系の病気
猫の胃腸器の病気は、比較的発見しやすく、食べ物の飲み込みや咀嚼に支障をきたす「嚥下困難」、食後38分以上経って起こる「嘔吐」、食べた直後に末消化のまま吐きだす「吐出」、「下痢」などの症状であらわれます。 腹腔内の疾患は、結膜、□腔、皮膚が黄色になる「黄疸」や便秘などの症状が慢性経過をたどることが多く、病気の発見と見極めに時間がかかります。食欲や体重の変化など、ふだんからの健康管理とチェックが大切です。 |
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【原因】 |
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肛門の両側にある肛門嚢の腺体の炎症です。 ここから排出される分泌物でマーキングしたり、互いに匂いを嗅ぎ雌雄の区別をしています。 |
【症状】 |
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通常は排便後に、液状や泥状の分泌物が排出されますが、腺部につまると化膿して排便時に痛みを感じ、尾のつけ根やお尻を舐めたり、咬んだりします。 老猫は腫瘍になることもあるので、肛門のチェックを欠かさずしましょう。 |
【治療・予防法】 |
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月に1〜2回、肛門嚢に脱脂綿やガーゼを当てて、分泌物を軽くしぼるとよいでしょう。 |
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