|
猫の泌尿器の病気
泌尿器は血液をろ過する役目があり、尿をつくる腎臓から膀胱、尿が出る尿道の先までをいいます。 腎臓は、動脈で運ばれた血液をろ過して、水分の再吸収やミネラルの濃度の調節をし、老廃物を尿として排出する器官です。猫も人と同じように左右2個あり、その働きの2/3が失われるまで症状が表れず、一度壊れると元へは戻りません。 |
|
|
|
【原因】 |
|
ネコ下部尿路障害などによる尿道の閉鎖、事故などによる尿路の損傷、失血やショック、心不全、中毒などが原因で、急激に腎臓の働きが弱まった場合に起こります。 慢性の腎不全が悪化して発病することもあります。 |
【症状】 |
|
腎臓の働きが弱<なると、血液中にタンパク質などの老廃物がたまり、食欲がなくなり、嘔吐、体温の下降などの症状がでます。 |
【治療・予防法】 |
|
ろ過を助けるための輸液と、状態に応じた対症療法が中心となります。 |
|
|
|
|
|