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猫の泌尿器の病気
泌尿器は血液をろ過する役目があり、尿をつくる腎臓から膀胱、尿が出る尿道の先までをいいます。 腎臓は、動脈で運ばれた血液をろ過して、水分の再吸収やミネラルの濃度の調節をし、老廃物を尿として排出する器官です。猫も人と同じように左右2個あり、その働きの2/4が失われるまで症状が表れず、一度壊れると元へは戻りません。 |
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【原因】 |
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腎臓が徐々に破壊されて委縮し、尿をつくる機能が低下して起こります。 加齢とともに発症率が高くなり、症状は寒さやストレスで悪化します。 |
【症状】 |
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多飲多尿で、貧血や体重減少が見られます。病状が進むと毛のツヤがなくなり、吐いたり、口の中に潰瘍が表れたりします。 |
【治療・予防法】 |
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食餌療法でタンバク質・ナトリウムの摂取を制限し、水分を充分に補給して、ストレスを与えないことで、病気の進行を遅らせることができます。 早期発見が予防につながるので、6〜7歳を過ぎたら年1回の定期健康診断を心がけてください。
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