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猫の血液・循環器系の病気
血液は生命に大切な要素で、酸素や二酸化炭素を運ぶ赤血球、病気と闘う白血球、出血をとめる血小板によって成リたちます。 血液中の赤血球の量は、人や犬が45%であるのに対して猫は35〜37%と少な<、大きさも小さ<、壊れやすいという特徴があります。 ほとんどの猫の血液型はA型で、品種によりB型も生まれます。品種とは無関係にAB型も稀に生まれますが、O型はありません。 |
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【原因】 |
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ヘモバルトネラーフェリスというリケッチアが赤血球に寄生して、血管内外で溶血を起こします。 通常、ヘモパルトネラ感染のみでは貧血を起こさす、ネコ白血病ウイルス感染、ケンカ傷、ストレスなどによって誘発されます。 |
【症状】 |
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元気消失、粘膜蒼白、発熱、時に赤色尿、黄疸が見られます。 |
【治療・予防法】 |
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ストレスや外傷(ケンカなど)などを避けるようにし、貧血の徴候が見られたらすぐに病院に行きましょう。 ヘモバルトネラ感染の予防として、ノミ駆除が有効です。 |
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