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猫の心の病気
群れをつくらない猫社会には、無益な争いを避けるために特有のルールがあり、状況に応じて譲り合い、挨拶することで均衡が保たれています。顔見知りの猫が出会った場合は、鼻や肛門周囲の臭いをかぐ挨拶をかわし、敵意のないことを示します。 ある一定の範囲を越えると、攻撃に転じます。歯やツメを使う完全な攻撃行動、うずくまリ耳を後ろに引いてシヤーッとうなる行動、全身の毛を逆立てて尾を逆U字型にするなどさまざまです。形勢不利な場合は服従せずに逃走します。 |
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【原因】 |
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病気やケガによる痛み、心理的な不快感などから攻撃的になります。
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【症状】 |
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なんらかの病気による激痛や慢性的な痛み、外傷や骨折などの痛みなどがある場合、触られることをいやがり、攻撃性を示します。 また、毛や尻尾を引っぱったり、強く抱きしめると、痛みや不快感から攻撃することがあります。 |
【治療・予防法】 |
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病気やケガの痛みによる攻撃性は、快復すれば改善するので、早めに適切な治療を行ってください。 また、猫がいやがったリ怯えたりするような接し方はしないよう心がけてください。 |
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