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猫の耳の病気
猫の耳は、外耳、中耳、内耳の3つで構成されています。 外耳・・・耳翼が集音した音の響きは、外耳道を通って鼓膜に伝わります。 中耳・・・鼓膜に伝わった響きを、さらに奥にある内耳に伝える働きをします。 内耳・・・蝸牛、前庭、三半規管からできています。外から伝わってきた音の振動は、この中にある液体を通過して脳へ伝わり、音として聞き取られます。 |
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【原因】 |
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外耳道に起こる炎症のことで、外耳道がL字型になっているため、通気性が悪く炎症を起こしやすくなっているのです。炎症の直接の原因は、耳疥癬、アレルギー、腫瘍、耳道内の異物などです。 |
【症状】 |
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外耳炎が進行すると、耳道が狭くなるため乾燥しにくくなり、耳垢の中にいる細菌が増殖すると、さらに悪化します。 中耳炎・・・炎症が中耳に広がると中耳炎になり、ますます治りにくくなります。 内耳炎・・・炎症が内耳までおよぶと、難聴、斜頚、旋回運動(一定方向に円を描いてぐるぐる回る動作をする)、眼振(頭部は動いてないのに眼球のみが縦もしくは横方向に振動する)、食欲不振、嘔吐などの神経症状が認められるようになります。 |
【治療・予防法】 |
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ひっきりなしにかゆがったり、頭を振るときは早目に診察を受けましょう。 |
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