猫の中毒症

猫の中毒症

猫は好奇心が旺盛で、紙袋や箱に首を突っ込んだり、目新しいものに興味を示す探求心が災いして毒物に接触します。□からの摂取や鼻からの吸引、根毛や皮膚についた毒物をグルーミングにより摂取して中毒を起こします
周りには中毒となる物を置かないよう注意しましょう。






●猫の中毒症

?殺鼠剤・・・抗凝固剤のクマリンやワルファリンによる中毒症状。
脳血管、心内膜嚢、胸腔、眼底などの出血が見られます。摂取量が少ない場合は元気がなくなり、嗜眠、貧血、腹痛、血便や吐血があり、徐々に衰弱します。重症例では、肺出血を起こし鼻や□のまわりに血のような添状物を出し、死に至ります
?ノミ取り首輪・・・首輪に含まれる有機リン剤による中毒。
薬剤に敏感な猫は元気がなくなり、よだれ、腰のふらつき、接触部分の脱毛や潰瘍を起こすことかあります。
?洗剤・・・洗剤、漂白剤、先浄剤などによる中毒。
強い酸性やアルカリ性なので、皮膚や粘膜に接触するとび爛や壊死を起こします。不快と痛みからなめて悪化させ、よだれ、涙、嘔吐、下痢なども起こします。
?除草剤・・・除草剤が散布された草や土壌に触れ、セルフグルーミングで中毒を起こします。
元気がなくなり、嘔吐や下痢、口腔粘膜のただれ、呼吸困難などを起こし、時間の経過とともに悪化し、死亡します。
?植物・・・遊び心やストレス解消から、毒性の植物をかじって中毒を起こします。
スイセン、アヤメ、ヒヤシンスなどの球根や沈丁花、アゼリア、月桂樹、西洋キョウチクトウなど。
植物中に含まれる毒物により症状はさまざまです。よだれ、腹痛、嘔吐、下痢など消化器症状が見られます。ジャスミンなどアトロビン様物質を含む植物を食べた場合には、散瞳、高熱、筋虚脱などが見られます。
?身近な薬による中毒・・・消毒薬のクレゾール石鹸液や人用のカゼ薬に含まれるアセトアミノフェン、防腐剤のベンジンアルコールなどの毒性の少ないものでも中毒を起こします。
クレゾール石鹸液は皮膚にただれや潰瘍をつ<リ、なめることで消化管にも潰瘍を起こします。
アセトアミノフェンは沈欝、顔面浮腫や肝不全を起こして死ぬこともあります。
ベンジンアルコールは運動失調や知覚過敏、呼吸不全をひき起こします。

●緊急時の対応

?体表に薬剤が残っているとき・・・急いで流水で洗い流します。誤飲した薬物のパッケージを病院へ持参します。
?原因不明なとき・・・吐いたもの、便、誤飲の疑いのあるものを持って病院へいきます。
?誤飲した薬物の製造元を調べてインターネットで検索すると誤飲の場合の処置が記載されています。

 

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