犬がせきをする

犬のせきには、さまざまな種類があります。

●せきをする

せきには、乾いたせき、痰を伴った湿ったせき、激しいせき、弱々しいせきなど、さまざまな種類があります。
せきが起こる原因の多くは、呼吸器の病気ですが、進行した心臓病では、肺の血液循環が悪くなって負担がかかるため、せきが出るようになります。
また、フィラリア症や感染症のケンネルコフなどでもせきが出ます。さらに、肋骨骨折や腫瘍、異物を飲んだ時、腎臓病でもせきが起こります。





■せきをするときに考えられる犬の病気

症状と犬の病気
ゴホンゴホンと湿ったせきをしる・・・痰を伴ったせきは、喉頭炎や気管支炎など呼吸器の病気が疑われます。
ケホケホ、コホコホと乾いたせきをしている・・・乾いたせきを繰り返す時は、フィラリア症や、心不全、先天性心臓病などが疑われます。
ゴホゲホと激しいせきをしている・・・ケンネルコフが疑われる。また、喉頭炎や気管支炎など上 気道の感染症も考えられます。
ケホコホと弱々しいせきをしている・・・肺炎が疑われます。夜中にせきをする時は気管虚脱や肺水腫なども考えられます。

○● ワンポイント アドバイス ●○

犬の身の回りや環境に気をつけてあげましょう!
・掃除をしたり、掃除機をかけるときは換気のために窓を開けましょう。
・ほこりが舞い上がらないように、こまめに掃除をして、ダニやノミの発生を防ぎましょう。
・掃除機の排気を吸わせないように、掃除機の後をついて歩かせないようにしましょう。

 

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