犬が体をかく

犬が体をかく原因は皮膚病だけではありません。

●体をかく

1.かいたり、なめたり、体をこすりつける
2.皮膚の状態をチェックする
3.症状をメモして病院へ行く

犬はかゆい時によく後ろ足でかゆいところをかきますが、かゆいサインはそれだけではありません。かんだり、しきりになめるのもかゆい時の動作です。また、後ろ足も口も届かないと、転げ回ったり、壁や柱、木などに体をこすりつけたりします。
そんなしぐさが見られたら、まず、皮膚を調べましょう。
被毛をかき分けて、皮膚の状態を見てください。脱毛や発疹、赤み、ただれ、はれなどがないかを調べます。皮膚が赤くなっていたり、発疹が出ていたり、脱毛がある時は皮膚病が疑われます。大量のフケも要注意!
犬が体をかく原因は皮膚病だけではありません。
内臓の病気によって、しびれや不快感があるために、体をかいたり、なめたりすることがあります。
気がつたしぐさや症状をメモしておきましょう。





■体をかくときに疑われる犬の病気

どこをかいているかで犬の病気が違う

耳の後ろ・・・ミミヒゼンダニの寄生が疑われます。耳の奥がかゆいため、耳の後ろをしきりにかく
背中・・・背中をかく時は次の病気が疑われるます。・ニキビダニ症 ・朧皮症 ・フィラリア症など
鼻先・・・遊んだり散歩の時など、においをかいだり、地面と接触することが多いため、細菌に感染しやすい。また、アレルギ一往皮膚炎も多い。鼻先、□周囲では次の病気が疑われるます。
・朧皮症 ・皮膚真菌症 ・毛包虫症など
おなか・・・主にホルモンの病気で脱毛が;起こりやすい。脱毛は左右対称に起こるのが特徴です。・副腎皮質機能完遂症 ・甲状腺機能低下症など
足先・・・地面に接触しているため、細菌感染が多い ・アレルギー性皮膚炎 ・膿皮症など

○● ワンポイント アドバイス ●○
1週間に1度はシャンプーをしてあげましよう!
皮膚病は夏に多い病気です。予防のためには、定期的なシャンプーと皮膚のチェックが欠かせません。夏は最低週に1回、冬は2週間に1回を目安にシャンプーします。
シャンプー剤は犬の皮膚にあわせて選びます。「低刺激」「薬用」と書かれているものは、予防に効果的です。
皮膚病があるときは獣医師の指示に従ってください。すすぎは十分に行い、夏でもドライヤーで乾燥させることを忘れないようにしましょう。

 

サイトマップ