犬に熱がある

犬の発熱時にはサインがあります。

●熱がある

1.発熱の犬のサインをチェック
2.体温、呼吸数、脈を測定
3.3時間以上発熱が続いたら動物病院へ

犬が発熱した時のサイン
・舌の色がいつもより赤い
・おしっこの量が減る
・おしっこの色が濃くなる
・呼吸が速くなる
・元気がない
・冷たい場所や、涼しいところに伏せる

犬の平熱は38・5℃前後で、人間よりも少し高めです。
そのため、犬をなでたり触ってみても、発熱しているかがなかなかわかりにくいものです。
そこで、犬の場合はふだんの様子との違いや尿の状態など、ほかの症状から発熱のサインをキャッチしましょう。
犬の発熱時にはサインがあります。
多く見られるのは、元気がなかったり、ハアハアと呼吸が速くなることです。
こうした症状が見られる時は、体温計で熱を側ってみましょう。
このとき、ふだんの平熱がわかっていると判断しやすいものです。健康状態のよい時に安静時の体温を測っておきましょう。





■犬の発熱で考えられる犬の病気

・かぜをはじめとするウイルスや細菌などの感染症
・消化器の病気
・心臓病や腎臓病
・食中毒や薬品の誤飲による中毒
・打撲
・日射病(熱射病)

○● ワンポイント アドバイス ●○

犬の体温の測り方
・排便直前や運動直後はさけ、安静時に測りましょう。
・体温計を肛門に3〜5cm入れて測りましょう。
測定時間は2〜3分間が目安。伴温計の先端にワセリンやオリーブオイルなどをぬると挿入しやすい。
(体温計の挿入部分にラップを巻いておくと汚れませんよ)
【体温の標準値】
小型犬 38.6〜39.2度
大型犬 37.5〜38.6度
※一般に小型犬、子犬の平熱は高め、大型犬は低めです。

 

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