子犬の病気

子犬のかかりやすい病気

子犬たちは免疫力か弱いので感染症・寄生虫病に注意しましよう!

子犬は、気温や環境の変化に慣れていないため、病気になりやすいものです。
日頃から子犬の様子をよく観察して、体調の変化を見逃さないようにしましょう。

元気がない、遊ぼうとしない、尾を振らない、食欲がない、歩き方がぎくしやくしている、おしりを頻繁になめる、などのしぐさがある場合は要注意です。 
また、便や尿からも健康状態を知ることができます。
便が軟らかかったり、下痢、硬い便、血尿などがあれば、病気の可能性があります。
毎日、便の色や形、尿の回数などを記録しておくとよいでしょう。





子犬のかかりやすい病気

・回虫症
小腸に寄生した回虫が原因で、おなかのはれや下痢、腸閉塞、けいれんなどが起こります。生後4か月以上の犬では、食欲不振や過食、嘔吐が見られることもあります。
犬のうんちはすぐに始末するようにしたり、愛犬が他の犬のうんちをなめたりしないように注意しましょう。また、定期的に便の検査を受けるようにしましょう。

・鈎虫症(こうちゅうしょう)
小腸に寄生した絢虫が原因で、貧血、下痢が起こり、タール状の粘血便が出ることもあります。犬のうんちをなめたり、鍔虫症に感染している母親のお乳を飲んだり、絢虫が直接皮膚に入り込むなどして感染します。
重症の場合、死亡することもあるので、症状に気づいたら、すぐに動物病院に連れて行きましょう。また、定期的に便の検査を受けましょう。

・くる病
栄養の偏りが原因で、関節のはれや四肢の変形などが見られます。ちょっとしたことで骨折したり、足を引きずることもあります。運動したがらなくなったり、体に触れられるのを嫌がるそぶりを見せたら、注意が必要です。
予防は、栄養バランスのよい食餌を与え、カルシウムが不足しないようにします。また、日光に十分当てることも大切です。

・パルボウイルス感染症
消化器型(腸炎型)と心筋炎型(心筋型)があります。多くは消化器型で、嘔吐や悪臭のある下痢便を繰り返し、脱水症状を起こします。心筋炎型の場合は、急性心不全で突然死することもあります。
予防は、定期的なワクチン接種によりできます。経□感染を防ぐためには、ほかの犬のうんちや嘔吐物に触れないよう注意することも大切です。

・ジステンパー
進行すると神経がおかされ、死にいたる伝染病です。高熱が一度下がってから2〜14日後に再び発熱し、下痢や肺炎、さらにはけいれんなどを起こします。高熱が出て食欲が落ち、元気のない様子をしていたら、すぐに動物病院で受診しましよう。
定期的にワクチンを接種することで予防できます。

 

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