犬の息があらい

暑くもないのにハーハーしている時はおかしい

●息があらい

犬は汗をかかないので体温調節をするために、ハーハーと口で呼吸をします。
しかし、暑くもないのにハーハーしている時は、何らかの異常が考えられます。
まず疑われるのが呼吸器の病気です。
肺や気管支に炎症が起こると、呼吸がスムーズにできなくなり、息があらくなります。





■息があらいときに疑われる犬の病気

激しいせきをしている・・・気管支炎やケンネルコフが疑われます。ともに激しいせきがしつこく続きます。
弱々しいせきをしている・・・呼吸器疾患が進行している可能性があります。肺炎、肋骨骨折、胸膜炎の疑いもあります。
□の粘膜が白っぽくなる・・・寄生虫に感染しているか、せきずい脊髄の病気にかかっている可能性があります。
39.5度以上の熱がある・・・伝染病、感染症が考えられます。命にかかわるケースもあるので、すぐに動物病院へつれて行きましょう。
暑さのせいでぐったりしている・・・熱射病が疑われます。息があら<、足どりがフラフラしたり、ぐったりと倒れ込んでしまったりします。

○● ワンポイント アドバイス ●○

犬が楽な姿勢で運んであげましょう!
呼吸が苦しくなると、犬は前足を開いて突っ張り、顎を突き出して胸を開いた姿勢をとります。
これは呼吸を少しでも楽にしようとするためです。
呼吸困難で動物病院に運ぶ時は、無理に寝かせず、犬が楽な姿勢を保って、病院まで運んであげましょう。

 

サイトマップ