猫が目やにが出る

ばっちり開いているのが健康・・・

●目やにが出る

猫の目は、ばっちり開いているのが健康な状態です。

■チェックポイントは目ヤニ、涙、充血、濁り

・目ヤニ・・・結膜や角膜に炎症があると目ヤニが出ます。生後2週間くらいの子猫には、急性の化膿性結膜炎がよく発生します。

・膜が目にかかっている・・・目を開いているときでも、瞬膜(第三眼瞼)という膜が目にかかっているときは、病気のサインです。結膜炎や全身の病気が考えられます。

・涙が多く、充血ぎみ・・・ペルシャ猫やヒマラヤン以外の種類で、いつも涙がでている場合は結膜炎の疑いがあります。さらに鼻水やくしゃみも伴うようなら、ネコ伝染性呼吸器感染症の可能性もあります。

・白く濁る・・・猫は老齢や糖尿病による白内障は少なく、目が白く濁るときは目の病気のほか、角膜の外傷や細菌感染による病気などが疑われます。

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■ふだんから清潔に

目の周りの汚れや目ヤニは、ぬるま湯に浸したガーゼやカット綿でこまめに拭き取るようにしましょう。汚れがこびりつくと落ちにくく、目頭の毛が茶色に変色する「涙やけ」や結膜炎の原因になります。

ペルシャ猫やヒマラヤンなどは涙が溜まりやすいため、毎日のこまめな手入れを忘れずに。植物性の消炎効果のある目薬を用意しておくとよいでしょう

 

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