猫の毛が抜けるときは・・・
●毛が抜ける
■かゆみから脱毛へ
脱毛には、かゆくてかきすぎて毛が抜けてしまったもの、脱毛部分がやや腫れて湿った感じのもの、脱毛の形や場所などによっても、いろいろな病気が考えられます。
・背中部分の脱毛・・・肩からしっぽにかけて脱毛し、皮膚が赤く湿った感じでかゆがるときは、ノミアレルギー性皮膚炎、接触性皮膚炎が考えられます。
・頭部の部分的な脱毛・・・顔、耳、□のまわりなどが脱毛し皮膚が赤くなるのは、皮膚疥癬です。
・円形の脱毛・・・10円玉大の脱毛が、顔面、耳、頭、手足にでき、皮膚が黒から灰色に変色してフケが出るのは、イヌ小胞子菌感染症(白癬症)やカンジタ菌などの感染です。
・お腹や内股の脱毛・・・お腹と内股を中心に脱毛するのは、対称性脱毛症などが考えられます。