犬の体のポーズ
犬が体全体を使って見せるポーズには、その時々の犬の気持ちがあふれています。
その時の犬の気持ちをことばにしてわかってあげて下さい。
愛犬とのコミュニケーションをもっともっと深めていきましょう。
●腰を下げてしっぽを振る
<耳をふせて唇をなめる>
飼い主や自分より上と思っている相手に、敬意をこめてあいさつしている
●相手を見上げる
<姿勢を低くして、耳をふせる>
姿勢を低くすることで服従の気持ちを表し、怒っている相手をなだめようとしている
●ペタンと座り込む
<目を合わせずじっとにおいをかがせる>
相手といさかいを起こしたくないときなどに、敵意のないことを伝えている
●片方の前足を浮かせて座る
<耳をひいて困ったような表情を見せる>
緊張したり、不安を感じている
●相手の顔や口をなめる
<犬同士だけでなく人に対しても>
敬意や服従をこめたあいさつで、相手と良い関係を築こうとしている
●体全体をプルプル振る
<体が濡れた時によく見せるポーズだが、それ以外にも二つの意味がある>
さあという時の期待感にあふれてする武者震い
怒られたりしていやな目に会い、それが一段落して気分転換したいとき(頭だけ振ることもある)
●ガタガタふるえる
<耳はふせ、しっぽを巻きこんでいる>
雷や飛行機、花火などの大きな音がしたり、大きな犬が近寄ってきてこわくておびえている
●おなかを見せる
<仰向けに寝転んでする>
一番はっきりとした服従のポーズで、ごめんなさいの気持ちと初対面の歓迎の気持ちもある
●背中をこすりつける
<仰向けに寝転んでクネクネしたり、手で頭をこすったりする>
気持ちのいい時やリラックスしてとても満足してうれしいとき
●上半身だけをふせる
<軽く跳ねながら、短くうなったりして、頭は下げず目は相手を見ている>
犬同士で遊びにさそう時のポーズ、人に対しても同じで、興奮するほど大きく飛び跳ねる
●相手に肩をぶつける
<しっぽを高く上げている>
支配性の強い犬の場合に多く見られ、自分の力の方が強いことを誇示している
●相手に対し横向きに立つ
<顔だけ横に向けることもある>
相手が上であることを認め、攻撃の意思がないことを示す
●後ろ足で体をかく
<特にかゆくもないのに、しきりにかく>
何かわけがあってストレスがたまり、それをまぎらわそうとしている
●足の裏に汗をかく
<人間が手に汗握るのと同じ>
獣医さんの前で緊張したり、何かドキドキするような場面ではよくある
●首をかしげる
<関心が高いほど傾ける角度が深くなり、一生懸命聞くポーズをとる>
不思議に思ったり強い興味を持った時や、人間の言葉を聞いて気持ちを理解しようとする
●ハァハァ息をする
<口を開けて舌を出している>
人間が汗をかく代わりに、犬は暑くなると口を開け舌を出して速い呼吸で体温調節をしている
●ハァハァ息をする
<息づかいがいつもより荒い>
緊張したり興奮して胸が高まると、呼吸が速くなりハァハァ荒い息をする
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