便の変化は病気のきざし・・・
●下痢・便秘・赤や黒の便をする
健康な猫はふつう1〜2日に1回便をしますが、その便は、黒っぽく、適当な軟らかさがあります。
猫によっては差がありますので、あなたの猫の便の色、固さ、回数をふだんからチェックしておきましょう。
■便の変化は病気のきざし
・下痢・・・軟らかい便でも、元気で平熱であれば心配はいりません。絶食で様子を見ます。タール状の血便の場合や発熱、嘔吐、脱水症状などを伴う場合は、寄生虫、血液や尿などの検査も必要です。
・赤や黒の便・・・血液が混ざって真っ赤な便や下痢状の赤い便は、緊急を要します。下痢をしていて黒い便(タール便)であれば消化器系、嘔吐と体重減少が伴う場合は、ネコ伝染性腸炎の疑いがあります。
・便秘・・・猫はもともと便秘がちですが、食べても便が4〜5日以上出ないで下腹部が堅くなっていたら、すぐ病院へつれて行きましょう。